こんにちは!!🍓アラフィフ🍓です。
前回の記事の内容はアラフィフがなぜ、社会人からナースになろうと思ったのかを書きました。
これからシングルマザーとして、安定した収入を得たいからこれからナースになる!
なりたいけど色んな情報が知りたい!って思っているでしょう。
アラフィフが実際に知りたかった事を書いていきますね~
まずは・・・
目次
ナースの資格って看護師・准看護師があるけど、どう違うの?
ナースの資格を取るためには、看護学校に通わないといけません!!
看護師の資格は看護師・准看護師があるのはご存知かとは思います。
看護師と准看護師の違い
厚生労働大臣発行の国家資格である看護師、都道府県知事発行の免許である准看護師です。
看護師と准看護師の違いは、保健師助産師看護師法に定められており、看護師は「厚生労働大臣の免許を受けて、療養上の世話、または診療の補助を行なう」となっています。
一方准看護師は「都道府県知事の免許を得て、医師、歯科医師、または看護師の指示を受けて療養上の世話、または診療の補助を行なう」
となっており、国家免許でないこと、医師はもちろん、看護師の指示を受けなくては業務を行えないことになっています。
一般に正看護師という資格名がサイトで出回っているようですが、実際には看護師が正しい言い方です。
准看護師も「準」看護師、看護師の「師」が「士」に間違って記載されている事がありますので、看護師を目指すのであれば正しい資格名を認識しましょう(笑)
准看護師 | 看護師 | |
入学要件 (最終学歴) |
中学校卒業 | 高校卒業 |
年限 | 2年以上 ※2年で免許取得が可能! |
3年以上 |
履修時間 | 1,890時間以上 | 97単位以上(3,000時間以上) |
実習時間 | 735時間以上 | 23単位以上(1,035時間以上) |
資格発行 | 都道府県知事の免許 | 厚生労働大臣の免許 |
仕事 | 保助看法第6条 「医師・歯科医師又は看護師の指示のもと]で、傷病者若しくは褥婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行う。 |
保助看法第5条 傷病者若しくは褥婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行う。 |
業務 | 自らの判断による看護業務はできない。 | 自らの判断により、看護を提供できる。 |
キャリアアップ | 看護師 | 保健師・助産師・特定看護師・専門看護師・認定看護師・診療看護師 |
看護師になるには
看護師の資格は看護師国家試験に合格しないといけません。
- 看護師になるには、高等学校卒業後に大学・短期大学・看護師養成所などで3年間(大学は4年間)の教育を受けるコース。
- 准看護師の資格を取得してから2年間の教育を受けるコース、及び高等学校の看護に関する学科において入学時から5年間の教育を受けるコースがあります。
夜間定時・通信制がない為、働きながら看護学校に通うとすれば土日や祝日、夜間にアルバイトをされている方がいらっしゃいます。
アルバイトも最初の1年生の半年ぐらいは学科だけなので、可能かと思いますが、学科のテスト勉強が始まると、アルバイトどころではないくらいに忙しくなってきますので、時間の余裕がなくなると思います。
経済的に余裕がないと難しいですね。
看護学校は全国にたくさんあります。
下記のサイトに全国の看護学校、学費が書いてありますので良かったら参考にされてくださいね。
准看護師になるには
都道府県知事の行う准看護師試験の受験資格を取得した上で受験に合格し、准看護師の都道府県知事免許を取得する必要があります。
- 中学校又は高校学校卒業後に、准看護師養成所(2年制)へ入学し修了する
- 中学校卒業後、高等学校衛生看護科(3年制・定時制4年)へ入学し卒業する
准看護師養成所には昔、夜間定時制がありましたが、昼間働きながら夜間に学校に通うことが出来ました。
しかしながら、最近は看護学校と同じように昼間全日制になってきていますので、働きながら学校に通うのが難しくなりました。
メリットとしては、看護学校が3年、准看護養成所は2年で資格が取れますので、早くナースとして働きたいと思うのであれば准看護師の資格を取ると良いでしょう!
デメリットとしては、准看護師は給与、昇格において看護師と格差があり、就職先も限られるでしょう。
いずれ看護師の資格を取るのであれば“まわり道”になってしまうでしょう。
社会人から看護師・准看護師になるルート
※ナースとして資格を取るルートはこんなにありますので、自分の生活スタイル、経済的なことも踏まえて考えてみると良いでしょう!!
※看護師、准看護師のどちらを選ぶのかを迷ってしまうと思うのですが、
アラフィフとしては・・・
夜勤してバリバリ急性期病院で働きたい!もっと専門的な資格を取って行きたい!って思えば絶対に看護師を目指すべきでしょう!
日勤のみのクリニックでパートや常勤、もしくは施設で働きたいと思うなら准看護師でも十分だと思っています。
将来自分がどんなナースとして働きたいのかを明確にしてから、資格を取るべきだと思っています。でないとお金も時間も無駄になるからです。
入学したい年齢もだんだんと上がっており、最近では40~50代でも目指していらっしゃるようです。
私の知り合いは54歳にして准看護師を取って、精神科病院の婦長にまでなっておられます。
実際にそんな方もいらっしゃるので、准看護師養成所でしたら年齢もあまり関係ないかもしれませんね。
看護学校に通うために必要な学費はどうしたら良い?
シングルマザーは、はっきりいってお金がないよっていう人がほとんどだと思います。
お金がないのに資格をとるなんて、どうしたらいいのでしょうか。
実はこんな制度があります。
①都道府県や自治体の奨学金、生活扶助
准看護学校へ通う多くの方が利用している奨学金で、一般的に毎月の授業料程度の金額が支給されます。
卒業後指定病院で、決められた期間就労することで返済が免除されます。
②病院付属学校の奨学金、生活扶助
病院によって制度は様々で、一定期間その病院に勤務することが条件として受けることができる奨学金や、条件等のない奨学金もあります。
→受けたからといって必ずしも卒業後その病院で働かなければならないというわけではない
しかし心理的に、卒業後もその病院に就職するという方が多いようです。
返済免除の制度も学校によるので、事前にしっかり確認しましょう。
③日本学生支援機構の奨学金
准看護学校の場合、専修学校区分で申請します。返還免除はなく、卒業後働きながら返済が必要です。月額3万円からといった少額融資もあります。
そのほか医師会所属病院で学費減免、生活扶助を受けることができたり、複数の奨学金を同時に利用できるケースもあるので、学校を選ぶ段階でしっかり確認しましょう。
④ひとり親家庭自立支援給付金事業
◎自立支援教育訓練給付金事業
ひとり親家庭の母又は父が自主的に行う職業能力開発を支援し、自立の促進を図ることを目的とした事業です。
自立支援教育訓練給付金事業と高等職業訓練促進給付金等事業があります。要件を満たす方に、自立応援給付金を支給します。
◎高等職業訓練促進給付金等事業
ひとり親家庭の母又は父が就職に結びつきやすい資格を取得するために、養成機関で修業している場合に、高等職業訓練促進給付金を支給します。
また、修了時に修了支援給付金を支給します。
高等職業訓練促進給付金事業の制度が一番役に立つのではないでしょうか!!
※これら④の制度は各自治体によって異なりますので、必ず下調べはしましょうね。
子供さんを抱えて学校に通うには、まずお金と時間が必要です。
看護師になろうと決めたのであれば、最低でもこれだけの下調べは必要になりますし、周りの家族の協力も不可欠となりますので、それなりの覚悟も要ります。
アラフィフははっきり言って、お金も時間もなかったのですが看護師の免許を取って本当に良かったって思ってます。
今はこんなに良い制度があるのですから、大いに利用しましょうね(^^♪
今回は看護学校についての記事を書かせて頂きました。
長々と読みづらい点もあったかと思いますが、これからもナースを目指したいシングルマザーさんに少しでも情報をお届けしたいって思っていますので宜しくお願いします。