両方の肩が痛いのは四十肩?
リウマチってどんな病気?って思ったあなた!アラフィフが分かりやすく記事にしていますので良かったら読んでみてね(^^♪
リウマチかもって思ったらまず病院に行って、はっきりと診断してもらうのが良いでしょうね(-_-メ)
目次
リウマチの病院って何科に行けば良いの?
適切な診断・治療を受けるために、リウマチ専門医の診察を受けましょう。
リウマチには認定医・専門医のドクターがいらっしゃいますが、アラフィフの見解では、出来れば専門医の診察を受けた方が良いと思います。
なぜなら、将来強いお薬(生物学的製剤)を使う事になった時は、専門医の知識があるドクターの元でないと使用する事が出来ないからです。
専門医の診察は、「リウマチ科」「膠原病科」「整形外科」などで受けることができます。
「リウマチ科のある整形外科でしたが、
最終的には専門医の「膠原病内科」に落ち着きました。
※全国のリウマチ専門医のいる病院をこちらで検索することが出来ます(^^♪
↓↓
こちらのORコードから医療機関情報を検索することが出来ます。
リウマチかもって思ったら、出来るだけ早めに病院に行った方が良いです。
発症から約2年の間に急激に症状が進行すると言われているからです!!
早期発見が進行を食い止めるカギになっています。
リウマチの診断基準を教えて!!
米国リウマチ学会/ヨーロッパリウマチ学会
関節リウマチの分類新基準2010年
①関節炎の数(腫脹・圧痛)
0点 | 1ヶ所の中~大関節 |
1点 | 2~10ヶ所の中~大関節 |
2点 | 1~3ヶ所の小関節 |
3点 | 4~10ヶ所の小関節 |
5点 | >10ヶ所の関節(少なくとも1つは小関節) |
②血液検査
0点 | 抗CCP抗体およびRF陰性 |
2点 | 抗CCP抗体およびRF低値陽性 |
3点 | 抗CCP抗体およびRF高値陽性 |
③関節炎の持続期間
0点 | 6週間未満 |
1点 | 6週間以上 |
④急性炎症反応
0点 | CRP および ESR正常 |
1点 | CRP または ESR異常 |
※合計点が10点満点中、6点 以上で関節リウマチと診断されます。
- 大関節:足、ひざ、ひじ、肩、股関節
- 小関節:手や足の指、手関節
リウマチの診断にはどんな検査をするの?
①血液検査
リウマトイド因子(RF)
ヒトのIgGというたんぱく質に対する抗体で、関節リウマチの炎症に関係します。
関節リウマチ患者さんでは約80%の方がリウマトイド因子陽性となります。
しかし、健常者や慢性感染症、肝疾患などでも陽性になり、関節リウマチでも2~3割の人が陰性となるそうです。
抗CCP抗体(抗シトルリン化ペプチド抗体)
最近の研究で、CCPという物質が関節リウマチの滑膜に抗原として存在していることが判明されました。
抗原は抗CCP抗体のみによって認識できるということから新しい検査法が開発されました。
抗CCP抗体は関節リウマチに対し高感度、高特異性の自己抗体で、発症早期から陽性となるため、早期診断の切り札として注目されている検査です。
平成19年4月に保険適用とされ「関節リウマチが強く疑われるが、確定できない場合」に算定できるようになったのです。
現在、厚労省研究班では抗CCP抗体を用いての早期関節リウマチ診断基準案が検討されています。
※上記はCRC検査項目について掲載させて頂いております。
正常値
4.5 U/mL未満
CRP(炎症反応)→シーアールピー
肝臓でつくられるたんぱく質です。
体に炎症が起こると増加し、炎症の程度を示します。
正常値
0.3mg/dL以下
血沈・ESR(赤血球沈降速度[血沈、赤沈])
細い管の中で赤血球が沈む速度のことです。
体に炎症が起こると増加し、炎症の程度を示します。
正常値
20mm以下 ( 女性 )
10mm以下 ( 男性 )
MMP-3→エムエムピースリー(マトリックスメタロプロテアーゼ)
軟骨を構成する成分を壊してしまうたんぱく質です。
関節内の炎症が強いと増加します。
関節リウマチの活動性(勢い)を評価することができます。
正常値
17.3~59.7 ng/mL ( 女性 )
36.9~121 ng/mL ( 男性 )
その他の血液検査
貧血
- 赤血球
- Ht(ヘマトクリット)
- Hb(ヘモグロビン[血色素量])
- 血小板
※これらは炎症が強いと低くなります。
リウマチと区別する検査
- 抗核抗体(ANA)→陰性になります。
②画像検査
レントゲン検査
エックス線撮影で、関節や骨の状態を確認します。
MRI検査
骨の状態を確認することができ、また滑膜や関節の周りの筋肉や靭帯、軟骨といった骨以外の組織の炎症や腫れを確認することができます。
関節超音波検査(エコー検査)
関節の中で起こっている炎症をリアルタイムで確認することができます。
骨の破壊も敏感にみることができます。
関節の中の血液の流れ方や滑膜の厚さなどがわかるため、関節リウマチの活動性の評価にも役立ちます。
CT検査
首 ( 頸椎 ) や太もも ( 大腿骨頭 ) の病変、間質性肺炎などをみるのに有効です。
③尿検査
リウマチが長く続くと腎臓の機能が悪くなり、尿にタンパクが出ることがあります。
血液検査と同時に必ずと言って良いほど行います。
尿検査は、薬の副作用や、ほかに発病した病気 ( 合併症 ) のチェックもできる大切な検査になります。
どんなことを聞かれるの?
①受診の度に問診票を書く
※病院によって形式は異なる場合がありますが、このような内容の問診票を受診の度に記入しています
②ドクターが直接患部を触って関節の炎症を観察する
③患者さんの訴えを聞き取る
いつからどんな症状が現れ始めたか、現在はどうなのか、関節の痛みの具合はどのくらいなのか、関節の痛み以外に何か症状があるのかなどを聞き取ってくれます。
④問診・検査・診察など総合的にみる
このような内容をドクターが総合的に判断して、関節リウマチなのか確定診断を行っていき、症状に応じた処方や助言をして行きます。
リウマチの病院に行くためのまとめ
※受診前には日頃から、先生に聞きたいこと、気になること、普段の症状等メモをすると、診察がスムーズに行えると思いますよ(^^♪
とにかくいつもと違う!!リウマチの症状に似てるけどどうしよう・・・
なんて悩んでないで病院に早急に受診することをお勧めします。
もし違っていればラッキーだしね!!
アラフィフは「関節リウマチ」って診断されてからしばらくは、病気を受け入れることが出来なかったんだけど、今では早く行ってて良かった~って思っています♬
お薬で痛みが凄く軽くなったしね(#^.^#)
今回は、リウマチかも!!病院どうしよう!!って悩んでいる方に少しでも参考にして頂けたら良いな~って思い、記事にしてみました( *´艸`)
最後まで読んで頂きありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ・・・