こんにちは!🍓アラフィフ🍓です( *´艸`)
わたくしアラフィフはリウマチっ子というネーミングどおり、持病のリウマチをもっています。
リウマチという病気に対し、少しでも興味を持って頂いたから、ここのブログに来てくれてるのかな~って勝手に思っています。
もしかしたら身内、もしくは自分自身がこの病気を患っているのかもしれませんね。
リウマチは昔「慢性関節リウマチ」と言われていました。
最近では医療が発達して、症状がかなり抑えられていることから、寛解とよばれる状態にまでなってきています。このことから「関節リウマチ」と言う名称に変わりました。
これから少しずつこの「リウマチ」について記事を書いていこうと思っています。
目次
リウマチっておばあちゃんがなる病気なんでしょう?
この病気、おばあちゃん世代がなる病気だと思っていませんか?
リウマチの発症しやすい年齢
30~50歳代の女性に多く発症する
関節リウマチが発症するピーク年齢は30~50歳代で、男性よりも女性の方が多く発症します。(男女比 1:4)
まさに働き盛りの年齢なのですね~
ちなみにアラフィフが発症したのは42歳でした!
リウマチってどんな病気?
自分自身の組織を攻撃することで起こる自己免疫疾患
関節リウマチで生じる関節の腫れと痛みは、免疫の働きに異常が生じたために起こると考えられます。
免疫は、外部から体内に侵入してきた細菌やウイルスなどを攻撃して破壊し、それらを排除する働きを担っています。
しかし、免疫に異常が生じると、誤って自分自身の細胞や組織を攻撃してしまいます。それにより炎症が起こり、関節の腫れや痛みとなって現れてきます。
関節の毛細血管が増加し血管内から関節滑膜(かつまく)組織にリンパ球、マクロファージなどの白血球がでてきます。
このリンパ球やマクロファージが産生するサイトカイン(TNFα、IL-6など)と呼ばれる物質の作用により関節内に炎症反応がひきおこされ、関節の内面を覆っている滑膜細胞の増殖が起こり、痛みや腫れを起こし、関節液が増加し、軟骨・骨の破壊が進んでいきます。
関節が腫れ、放っておくと関節が変形してしまう
関節が炎症を起こし、関節の周囲を取り囲んでいる滑膜が腫れ上がり、さらに炎症が悪化して、骨や軟骨を破壊していきます。
手指が小指側に曲がる尺側偏位、足の親指が外側に曲がる外反母趾、膝や肘が十分に伸ばせなくなる屈曲拘縮などがみられます。
リウマチの初期症状は?
典型的なものは、朝のこわばり、関節の腫れ・痛みです。
朝のこわばりとは
朝起きた時から関節を動かし始めるときに、なんとなく動かしにくく、使っているうちにだんだん楽に動かせるようになります。
朝、起きたときに最も強く感じるので「朝のこわばり」とよばれます。
昼寝をしたり、長い時間椅子に坐っているなど関節を動かさないでおいた後にもこわばりはみられます。
関節リウマチでは朝のこわばりの時間が長いほど病気が活動的であると言われています。
アラフィフの初期の症状では「朝のこわばり」は全くありませんでした。
関節の腫れ
手指(指先から第3の関節=中手指節関節、指先から2番目の関節=近位指節関節)、かかと、手首の関節の痛みと腫れが数週間から数か月の間に徐々に起こります。
触れると熱感があることもあります。肘や膝の関節にも痛みと腫れがみられます。
アラフィフが最初に症状として出たのが、右手の指が紡錘状に腫れたことからです。
指が全く曲がらない状態が2、3日続きました。
関節の痛み
関節の痛みは最初一つあるいは少数の関節から始まりますが、長い間には左右の同じ部位の関節に起こると言われています。
症状は天候に左右されることが多く、暖く晴れた天気が続くときは軽く、天気が崩れ出す前や雨の日、寒い日には痛みが強くなります。
このことからも「気象病」と言われています。
夏でもエアコン冷房の風が直接関節部にあたることなどで関節痛が強くなります。
その他の症状
全身症状として、疲れやすさ、微熱、脱力感、体重減少、食欲低下がみられます。
涙や唾液が出にくくなるシェーグレン症候群がみられることもあります。
血液が炎症の強いところに集中し、全身に血液がまわりにくくなることで、貧血の症状が出やすくなります。
また、肘の外側、後頭部、腰骨の上など圧迫が加わりやすい部位の皮下にしこりを生じることがあります。
これをリウマトイド結節とよんでいます。
何故リウマチになってしまうの?
長年の研究の結果、関節リウマチの発症原因の40%程度が遺伝子によるものと推定されているそうです。
残りの60%はウィルス感染や細菌感染、肉体的・精神的疲労やストレスなどによる免疫システムの微妙なバランスの崩れだと考えられています。
リウマチかどうかわからないんだけど・・・
リウマチと似たような症状を起こす病気はいくつかあります。
このうち、変形性関節症は、指先の第一関節が硬く腫れ、中年過ぎの女性に多いこともあり、リウマチとよく間違われます。
1.膠原病 | 2.感染症 | 3.その他 |
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リウマチと膠原病との関係
膠原病とは「自己免疫疾患」なのです。
先に説明したとおり、「自己免疫疾患」とは、異物を認識し排除するための役割を持つ免疫系が、自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に反応し攻撃を加えてしまうことで症状を来す疾患の総称です。
炎症が起こる場所によって、全身の関節を攻撃するものが関節リウマチなのです。
膠原病には上記表 ※(1表)のとおり沢山の種類の中に関節リウマチがあります。
まとめ
以上がリウマチについての説明になります。
人によって病気の進行具合は違います。
全く進行せず、そのまま治ってしまう方もおられますし、徐々に悪くなる方、急激に進行する方と様々です。
アラフィフは42歳から発症して5~6年はお薬が効いて進行はゆるやかでした。
が!しかし!今年の2月の肺炎をきっかけに急に暴走したのです( ;∀;)
一時はCRP(血液検査の炎症反応)が16↑↑という、驚異的レベルに達しました!!!
トイレに行くときは車椅子でしたし、車椅子に乗ることもできずに看護師さんに抱えられ、着いても下着を下すことも、恥ずかしながら用を足した後、トイレットペーパーにも手が届かず、拭くこともな~んにも出来ませんでした( ;∀;)
ベッドに寝ていても寝返りを打つことが出来ず、看護師さんを呼びたくてもナースコールに手が届かない、布団を胸元までかけたくても引っ張ることも出来ない!!
ご飯を食べるために箸を持って口元に運ぶことが出来なかったので、介護さんに食事介助までしていただきました!!
そのくらい大変な状態でしたが、今はお薬が効いて徐々に動けるようになりました。
リウマチは進行性の病気だから先のことを考えたら、鬱になってしまうと思うのです。現にリウマチ患者は鬱病の発症率が高いそうです。
しかし!アラフィフは少しでも病気を忘れるために日々視野を広げ、いろんな事に興味を持つことにしています。
今回はリウマチの病気について記事を書かせて頂きましたが、病気のことを少しでも理解してもらえたら幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ